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免疫機能



糖鎖が人体において免疫機能と密接な関わりがあることはご存じの通りです。
私たちが変化する環境の中で生命活動を維持していく上で、もっとも重要になってくるのは外的からの防衛です。
つまり、免疫機能が正常にはたらかないと、無防備状態になり、ウィルスやバクテリア、最近などの侵入を防ぐことができなくなります。

糖鎖は外敵が責めてきたときに軍隊に指令を出すアンテナやセンサーの役割をしています。
その軍隊とは免疫細胞であり、白血球のことです。
代表的な白血球の一つ、マクロファージ(Macrophage)は免疫システムの一部をになうアメーバ状の細胞で、生体内に侵入した細菌、ウイルス、又は死んだ細胞を捕食し消化します。

また、キラーT細胞(細胞傷害性T細胞)は宿主(人体)にとって異物となるがん細胞やウィルスに感染した細胞を破壊してくれます。

そんな軍隊に正常な指令を出すためにも糖鎖を如何に正常な状態に保つかは大変重要なテーマになってくるわけです。
08/31 11:09 | 糖鎖関連情報 | CM:0 | TB:0

はしかウィルス



細胞の表面を覆う産毛「糖鎖
わかればわかるほど、私たちの生命維持とは切っても切り離せないほど重要な存在だということがわかってきました。

そんな中、はしかウィルスに関する記事が出ていましたので、引用します。

2007年11月6日 読売新聞
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はしかウイルスたんぱく質の構造解明
症状悪化抑制に期待/九大研究グループ

柳雄介・九州大医学部教授(ウイルス学)らの研究グループは6日、はしかウイルスが体内に侵入する際に重要な役割を果たすたんぱく質の構造を世界で初めて解明したと発表した。研究成果は米国科学アカデミー紀要電子版に近く掲載される。
柳教授らによると、ウイルスは自己増殖できないため、細胞に入り込み、寄生する形で増殖する。はしかウイルスは、ウイルス表面の「Hたんぱく質」が、細胞表面の「SLAM」というたんぱく質の分子を受容体にして結合して細胞に侵入する。
柳教授らは、Hたんぱく質をX線で解析。その結果、表面の大部分はブドウ糖など糖類が鎖状になった物質「糖鎖」で覆われ、残りの覆われていない部分でSLAMと結合していることを突き止めた。
この覆われていない部分に効く抗ウイルス薬が開発されれば、はしかの症状悪化を抑えることができるという。
はしかの感染者は世界で年間約3000万人、死者は約35万人とされる。柳教授は「ウイルスが細胞に侵入するメカニズムの一端を明らかにすることができた。同様の構造を持つほかのウイルスや病原体の解明につながる可能性もある」と話している。
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ウィルスは生物か非生物かといわれるほど、不可思議なものです。
その動きと糖鎖が密接に関わっているということがわかった今、糖鎖研究により抗ウィルス薬が開発されればはしかだけではなく、さまざまな病気に立ち向かうことができそうです。

これまた期待できそうですね。

08/01 07:03 | 糖鎖関連情報 | CM:0 | TB:0
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