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糖鎖(とうさ)の情報がてんこ盛りのブログです
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以前、このブログで「生命の誕生の瞬間にも大きな役割」と題して投稿しましたが、科学雑誌ニュートンに以下のような記事が載りましたので引用します。 --- 細胞の顔「糖鎖」は受精にも必須 糖鎖は、「グルコース」や「フコース」などの糖が、鎖状につながったもので、私たちの体内でさまざまな役割を果たす。糖鎖は核酸、タンパク質につぐ「第3の生命鎖」といわれる。DNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)の構成要素であり、エネルギー源でもある。ここでは、とくに細胞の顔としてはたらく「複合糖質」とよばれるものをみていくことにしよう。複合糖質とは、タンパク質や脂質に糖鎖が結合したものである。最近の研究によると、ヒトでは、体内の全タンパク質の約50%以上に糖鎖が付加されているという。 細胞膜には、タンパク質や脂質が埋め込まれた状態で多数存在する。糖鎖は、タンパク質や脂質に結合した複合糖質の一部として、細胞の表面にひげのように出て、細胞間のコミュニケーションにかかわっている。私たちが人の顔を見て、友人なのか、見知らぬ人なのかを見分けるのと同じように、細胞どうしは、糖鎖によって認識し合うのである。たとえば、精子が卵子に出会い受精するときも、糖鎖がかかわる。卵子表面は卵子を保護する「卵黄膜」に覆われている。受精するためには精子がこの膜を突破して卵子までたどりつかなければならない。精子は、卵黄膜表面にでた糖鎖と結合することで卵黄膜を突破し、受精することができるのだ。不思議なことに人工的に卵黄膜をとりさった卵子に精子をかけても受精しないという。糖鎖を介したコミュニケーションは受精の必須条件であるのだ。 --- 特に日本の成人男性は精子が少なく不妊の原因になっているといわれています。 これはこれで別の観点から大変深刻な事態ですが、糖鎖の観点から見てみると、やはり糖鎖が正常にはたらかないことにより、精子と卵子が結合しにくいということも重要なポイントとなってきます。 精子のもつ糖鎖と卵子のもつ糖鎖がそれぞれ正常でしっかりコミュニケーションがとれれば、その出会いの場はドラマチックなシチュエーションになるような気がします。 * コメント *
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